令和3年1月1日から、プラスチック廃棄物を海外に輸出する際には
「バーゼル条約」にそった規制がかかるようになりました。 この、バーゼル条約とは… 正式名称、「有害廃棄物の国境越える移動及びその処分の規則に関するバーゼル条約」と言うもので、有害物質を国境越えて移動させる際の国際的なルールとなります。 つまり、プラスチック廃棄物は有害物質に該当する(物になりうる)ということ。 これまで日本は、プラスチック廃棄物を「資源」として中国や東南アジアなどに輸出してきました。 しかし、輸出されたプラスチック廃棄物の中にはリサイクルに不向きな汚れたものなどが混在し、輸入国の環境を悪化させたり、健康被害などをもたらしたりしてきている事例があります。 また海洋に流出しマイクロプラスチックになっている、ということはもうだいぶ知られるようになってきました。 今後、規制の対象となるものは、複数のプラスチック樹脂の混合があるもの、油、泥、飲食物等の汚れが付着しているもの分別されていないものなど。 当然ですが、本質的にマテリアルリサイクルや、ケミカルリサイクル等の推進はこれまで以上に国内において必要になるわけですが、それだけではこのプラスチックの問題は解決しないと言うことがこういったところからもわかります。 全体の総量が多すぎればリサイクルだけでは対応できないでしょう。 結局燃やしてリサイクルというサーマルリサイクルで対応してしまえば本末転倒。 やはり大前提は、リデュース。 全体の総量を大きく減らしていく必要が確実にあります。 そのためには、使い捨てプラスチック規制の仕組みを強化する方法をハイブリットで行う事が必要。また、リフィル・リユースシステム(補充、再利用)、プラスチックを使わない包装、新しい配送シ ステムの導入など、企業のイノベーションを後押しする仕組みを構築する必要があると考えます。 勿論消費者意識も重要ですが、社会システムがまだまだ追いついてない。 マイボトルを持ち歩いていても補充できるところが無いのは象徴的。 テイクアウトのお店が増えてますが、桶(おけ)に入れてくれるところもあればそうで無いところもある。 でも日頃からそうしたアピールをする事で対応してくれるお店も増えると思います。 プラスチック課題は明るく楽しく解決していきたい!ですね。(と言いつつ焦っていますが) #プラスチック #廃プラ #便利#プラスチックフリー #環境 #マイクロプラスチック問題 #海 #魚 #マイクロプラスチック海洋汚染 #地球 #桶 #ストロー #リデュース #気候危機 #リサイクル #堀越けいにんここをクリックして編集する. コメントはクローズされています。
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