衆議院議員 堀越けいにん
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鶏卵生産業者が政治家に金を渡した件

4/12/2020

 
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現金を渡した意図として、
「日本の実情を考え、国際機関の案を受け入れないでほしい」
「農水省として国際機関に反対の意見を提出してほしい」
などと依頼したと言う…

国際基準は当初、家畜の衛生向上、動物福祉の向上のためにストレスを減らす為の基準作りを進めてきていて、
2018年9月ごろに「巣箱」「止まり木」の設置を義務化する案をまとめていました。
この事を受けて2018年11月21日、農林水産委員会にて私も大臣の質問をし、一定の前向きな答弁があったと感じました。
動物愛護関連団体の方々が記事にしてくれたり、少し喜びを感じたわけです。
少しでも動物福祉がワールドスタンダードになればと希望も抱いた。
日本では羽ばたけないような狭いカゴに中に入れるケージ飼育が主流。
国際基準案を満たすには広いスペースを確保する大規模な設備改修が必要になりますが、
私は、ここにこそ助成金やアニマルウェルフェアに取り組む企業にインセンティブを与えるよう働くべきだと考えていますが、思いとは裏腹な方向へ残念ながら進んでしまった…。
政府は19年1月、国際機関の基準案に対して

「ひび割れた卵や汚れた卵が増える」
「致死率が高くなる」

と、反対する意見を出した。

そして2019年9月以降、巣箱などの設置は
「義務化までは求めない」
内容に修正され、現在も検討が続いている。


これはやはり金の力で捻じ曲げたと言わざるをえないのではないでしょうか…

政治家として未来を考えるならば、ここでしっかりアニマルウェルフェアを国際基準に則って
進めることがその産業を守ることにつながると、なぜ言えないのか。


悔しい思いが込み上げてくる…
その設備投資に金を出すから対策を進めよう。そう言う時代がやがて普通になるよ。
と、なぜ言えなかったのか。

苛立つ思いが込み上げてくる。
動物福祉の概念が、認識があまりに政治全体で低い事が顕著に現れている。

そう…
わかってはいる事だけど本当悔しいですね。

私はあまり、汚職や不祥事問題など積極的に突っ込みたい
方ではありません。

誰しもみんな不完全。
完璧な人間などいないという想いもありますが、
他人を非難する時間よりも少しでも
良い方向へ向かうにはどうしたら良いかを考え発信したいので。


しかし、今回の件は黙っていてはいけないなと。
誰よりも畜産動物に関するアニマルウェルフェアに取り組んできたという
自負があるし、私が農林水産大臣だったらこうしたい!

というビジョンがあるからです。

このことをきっかけに国会質疑の中でどんな事が取り上げられ、
​どんなやりとりがあったのか?
日本の動物福祉の現状と食卓に並んでくる過程にもっと目が向き、
声を上げてくれる人が増えてくることを切に願うしかない。


政治だけに任せておいてはダメだ。
その事を政治の中にいる立場からも発信しなきゃ
​いけない状況なんだと考えたところです。


意識を変えよう。
政治を変えるために。

未来を変えるために。


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